Wednesday, November 12, 2014

Boston Career Forum 2014 総括 By Akira

 皆さん初めまして、二ヶ月間shoesを洗わなかったおかげで、最近足が臭いのが悩みの中村陽と申します。冒頭からふざけてしまいましたが、慶應義塾大学から交換留学でUW-Madisonに来ている中村陽です。あきらと読みます。ご存知の方もいるかと思いますが、去る1179日にボストンで行われたBoston Career Forum 2014(通称:ボスキャリ)に行ってきました!スーツと革靴は日本から持って来たものの、ネクタイ・就活用の鞄・無地の長い靴下をうっかり忘れてしまった為、なんとか対処しました。ネクタイに関してはボスキャリに行かない関西人に借り、鞄に関しては自前の黒いリュック、靴下に関してはなんと寮の洗濯物のLOST&FOUNDにあったちょうど良い長い靴下があった為、借りさせて頂くことにしました。いろいろと焦るので、しっかり日本で準備をしてくるようにしましょう。

このぐらい買っておくと心配ないでしょう。

 まず、ボスキャリについての失敗談についてお話しします。事前エントリー、本当に大事です。10月に中間試験が集中するので、まず誰しもが10月頭から中旬にかけて試験勉強に追われることになります。そのような状況の中で、多くの企業へのエントリーをするのは非常に困難です。よって私が推奨するのは、夏休み、遅くとも9月から準備を進めておくことです。早いところは9月中に締め切りの企業もあるので気をつけてください。新しい環境に慣れるのと、中間試験に追われていた私は、ボスキャリの準備をすっぽかしていました。11月に入っても1社しかエントリーしていなかったので、わざわざボストンに行くのに自分は何をしているのかと思い、そこから数社アプライしました。遅すぎです。そして、ボスキャリ一直線になっていた私の心を再度打ち砕くのが、ボストンへ旅立つ日である116日にあったミッドタームです。ミッドタームを受けてすぐに空港へ向かわなければいけませんでした。しかし、こちらの教授はとても親切な人が多いので、交渉次第でどうにかなることもあります。カナダにいる友人は、ボスキャリがあると交渉したら、ミッドタームを免除してもらえたそうです。私も、1110日にあったエッセイの締め切りを13日まで伸ばしてもらうことができたので、是非トライしてみてください。

 次に、ボスキャリ本番についてお話しします。結局5社のみにアプライし、不合格、書類は見たから当日ブースに声をかけてくれ×2、筆記テストを受けてくれ、面接が決まる、というような状況でした。筆記テストを受けたところが面接に進んだので、私が結局面接を受けたのは2社のみでした。ブースに声をかけに来て欲しいと言われた企業に関しては、あまり気が進まなかったため行きませんでした(笑)当日はウォークインと言って、その場で履歴書を出し、話を聞いてもらえる機会もあるので是非利用すると良いと思います。では、私が受けた二つの企業の面接について話します。一つは専門商社で、選考の手順は、事前に書類審査→社員と一次面接→役員と二次面接でした。一次面接での面接官との相性が抜群で話がとても盛り上がりました。これは個人的な見解なのですが、受かっていたら面接の後すぐに次のステップの連絡が来ます。2時間以内、今日中に連絡しますというのは、大抵落ちていると考えた方が良いでしょう。二次面接は役員の方と英語で話したりもし、面接後にはその日のディナーのお誘いを頂いたので、日本食を久々に大量摂取してきました。二つ目はITコンサル企業で、選考の手順は、筆記テスト→社員と一次面接→社員と二次面接、私は二次面接で落ちてしまったのでその後のプロセスはわかりません。二次面接では、コンサルなだけに、私の考え方、思考プロセスを突いてくる質問が多々有り、苦しめられました。コンサルの面接は、ケーススタディもあるのでこれからしっかり対策しようと思います。あと、何度も耳にした事もあることも多いかと思うのですが、個人的に面接でのポイントを紹介したいと思います。

   自信(謎の落ち着き)
これは、面接の10分前の意識の持ちようでだいぶ変わってくると思います。緊張していても、何も自分の良さが出ないしうまく喋れません。企業側も、面接で堂々とできないやつは絶対に採ろうとしないでしょう。友人のアイディアをパクると、面接前に「ショートコント 面接」と唱え、自信に満ちた表情で臨みましょう笑

②慣れ
大事です。実際にボスキャリに行った方はわかると思いますが、最初に面接を受けた時より、確実の最後の面接の方が良くなります。よって、ボスキャリに行く前にたくさん面接を受けて慣れておくのが一番ですが、そんな機会はあまりないのでボスキャリでたくさん面接を受けて練習しましょう。個人的には4回しか面接していませんが、それでもだいぶ疲れました。。

③面接官を笑わせること
まじめに話しつつ、要所要所で面接官のウケを取ることが大事かと思います、ね。
しかし、どん引きされるような話はやめましょう笑

④携帯の音要注意
ボスキャリの間は、電話やメールで合否がわかることが多いので、常に携帯はマナーモード解除にしておいた方が良いのですが、うっかり面接前にマナーモードにするのを忘れてしまうこともあるので注意しましょう。友人は、面接中に鳴ってしまったようです。。

⑤面接官の誘導
これはわりと高等テクニックで、事前にだいぶ練っておかないといけないとできないと思うのですが、面接官を自分の持っていきたい方向にコントロールしましょう。ESを作成する段階から、ここにこう突っ込んできたら次はこれを言う、など自分からあえて聞かれるポイントを作り、自分に有利に面接を進められるようにしましょう!



 面接では一勝一敗という結果でボスキャリを終えました。まだ、業界研究がしっかりできていなく、自分の将来やりたいことの軸もはっきりとは定まっていなかったので、当日のウォークインはあまりやりませんでした。しかし、1、2日でインターンが決まったり、内定が出たりするイベントは日本国内ではあり得ないと思うので、行く事が決まっている人は事前準備を本当に早くからしっかりとやることが重要だと思います!!ではでは長くなりましたが、読んでくださった方ありがとうございました。最後にボスキャリの写真などを載せたいと思います。


2日目の会場の写真です!1日目はもっと混んでいました。


「夢を語れ」の二郎系ラーメン。久々のラーメンしみました。


ボストンは夜景もすばらしい!


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