春学期が始まって三週間。時が経つのは本当に早くて、それだけ充実していて幸せなことだけれど、でももっと効率的に使えるんじゃないか、とか考えると複雑な心境です…。さすがに冬休み気分からは脱することが出来ましたが、今すぐにでも楽しかった冬休みに戻りたーい!!ちなみに、私はドイツに行ってきました!
今回は先学期履修した講義など授業の選び方全般について紹介していきます。
1.
Introduction to Finance (FIN300またはECON300)
3単位、週2回+ディスカッション1回この授業は初めに渡されたシラバスに合格体験記ならぬ授業体験記が載っており、誰もが口を合わせてこの授業のテストは大変だから用心するように、と書いてありました。今ならわかりますが、まさにその通りコツコツと毎回授業の前に教科書をしっかり読み、章が終わる度に教授がオンライン(moodle)に載せた問題を解いておくことが大切です。確かにテストはコンピューターで解く形式で問題数が多いので大変ではありますが、intermediateレベルの問題しか出されないのでひたすら問題を解く練習をしておけば対策になります。また、授業はこれほど熱血な先生は見たことがないくらい熱が入っていて、金融について実用的な例を沢山挙げながら説明してくれるので、楽しいです!しかも、お金をいかにして儲けるかに重点を置いて話が進められるので、日本にはない自由な教育方法で興味深い授業だったと思います。一番きつかったけれど、好きな授業でした!(講義は大講堂で約100人、ディスカッションは約20人)成績の全てが3回のテストで決まります。
2.
Marketing Management (MKT300)
3単位、週2回+ディスカッション1回
iClicker持参マーケティングの基礎を教えてくれる授業。SWOT分析やUnique Selling Pointなど自己分析にも役立つ知識から、Recycle store→manufacturer→wholesale→retailer→consumerの流れをレゴブロックを使って実際に皆で作ってみたり…なによりも私が好きだったのは最後のグループプレゼンテーションですね。メンバーが皆責任を持ってやってくれる人たちだったのも幸いして、仲良く楽しいCMを作ったり商品について説明したりしました。(講義は約200人、ディスカッションは約30人)
3.
Consumer Behavior (MKT305)
3単位、週2回こちらは先生が国や文化のdiversityを良く思ってくださっている方で、私が質問に行くと親身になって聞いてくれるのが心強かったというのが授業を選択した決め手だったと思います。授業では内容に沿ってお互いに例を出し合って授業を進めていき、時には自分たちの経験したことも話したりしました。40人くらいの少人数なので、発言しやすいかと思います。20ページ前後のグループレポートとグループプレゼンテーションがあります。
4.
Environmental Economics (ECON343)
4単位、週2回+ディスカッション1回iClicker持参
ミクロ経済学を応用したものです。大気汚染物質や水質問題などのグローバルな広い視点からみたものだけでなく、近所からの騒音なども含めながらexternality(外部性)を中心に授業が進みます。簡単な計算からグラフを用いてどのように税をかけていくか、どのような法律によって環境が守られているかなどについて学びました。講義は150人前後で、ディスカッションはTAが親切だったのでoffice hourによく質問に行っていました。3回のテスト、宿題、出席で成績が評価されます。
5.
Ballet Technique II-B (DANCE275)
1単位、週2回これは、ほぼ趣味として取っていました。ただ、趣味で1単位の割にはかなりレポートの量が多く、ビデオテストもありました。また、授業自体1時間40分と長いです。笑 スタジオはとても広くて明るいのでお気に入りです、自主練をしたくてもいつも予約がいっぱいで出来ないのが不満ですが…。
6.
International Learning Community- Critical
Geopolitics
1単位、二週に1回Adams HallのILCに所属する人は参加が義務づけられています。隔週ILCの皆でプレゼンテーションを聞きながらご飯を食べるILC round table dinnerもあります。本当に少人数かつ自分の寮なので、アットホームな雰囲気な中でディスカッションが出来ます。違う棟の人と友達になれる機会でもあります。
以上、合計15単位でした。上智大学の交換留学生として交換できる最高単位が30単位なので、取れる分だけ取っておこうと…
★履修の際にInvalidと表示されたら…
留学生は過去の成績や履修情報が大学にないという理由でオンライン登録の際にInvalidと表示されることがしばしばあります。その場合、それぞれのdepartmentのオフィスに授業履修のpermissionが欲しい、という旨のメールを送れば登録出来るようになります。それでもメールの返事が返ってこない、という場合でも授業が始まってから直接教授に確認しにいくか、またはビジネススクールの場合Business
School Enrollment Permission(こんな名前だったか記憶が定かではありませんが)の紙に入力してプリントアウトし、授業の前後で教授からサインをもらい、departmentのオフィスに持っていくと許可が下りるはずです!そしたらもう一度自分でMy UWのStudent
Centerにアクセスし、履修登録をします。
★教室は移動時間を考慮して組む!
UW-Madisonのホームページの右上から飛ぶことが出来るMy UWでは、登録されている授業であれば自分の教室を確認することが出来ます。なにしろキャンパスがそこそこ広いので、教室の場所によっては移動の時間を考えると取れない授業も出てくるので注意!以下はキャンパスマップ。
http://map.wisc.edu/
距離の感覚としては、例えばFIN300のGrainger Hall(ビジネススクールの建物)からECON343のAgricultural Hallまでは早歩きで15分です。FIN300とECON343の移動時間が15分しかなかったので一つ目が終わったらすぐに次の建物に直行しなければならりませんが、出来ないことはありません。笑 懲りずにまた今学期も移動15分の授業を取りました…。
★iCLicker
授業によっては人数が多いため、iClickerという投票用のリモコンのようなものが必要です。例えば教授の「あなたの好きな動物は? A.ナマケモノ B.ミーアキャット C.ニホンザル」という質問に対し、生徒が一斉にiClickerで投票をします。すると、教授のスクリーンに集計結果が表示される仕組みになっていて、同時に出欠確認の役割も果たします。大学直営のUniversity
Book Storeで$50?くらいで購入することも可能ですが、私はスマートフォンにアプリをダウンロードして一年間契約で購入すると$15くらいなので本体は一度買った後返品しました。笑
https://www1.iclicker.com/purchase/
★Rate my professor
私はつい最近まで知らなかったのですが、友人はこのサイトで教授のレートをチェックして授業を取っていたようです。大学名と自分の取りたいフィールドから確認することが出来ます。ただ、あくまで各生徒の意見なので、レート通りだとは限りません…笑
長くなりましたが、以上秋学期の授業選択についてでした!
それではまた!みのり
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